小学校生活も中盤を過ぎると、「中学受験」を耳にすること、ありませんか?
興味はあるけど人に聞きづらい。
調べてみても、いまいち具体的な未来が浮かんでこない。
全く同じことで悩んだ我が家が、中学受験に挑むことに決めました。
まず「受験に挑む」ことに必須だと感じたことをご紹介します!
公立の中学の状況を知っていますか?
- 進学状況
- クラスの数
- 評判や素行
- 部活の数
- PTAや保護者の関係
今、この4つを質問されて、すぐに答えることができますか?
中学受験をする=そのまま行ける中学校に行かないということでもあります。
実は「ガラが良くない」「進学状況が悪い」等は、実際にあること。
「子供のやりたい部活がない」ということも、よくあることです。少子化だからね。。
まずは、このまま進学したらどうなるかな?を知るのは、中学受験をするかしないかのポイントになります。
お金をかける覚悟、ありますか?
私立の中学校に行くと、中学校の3年間だけで、400~500万円はかかります。
※もちろん、学校によってピンキリ。でも公立とは比にならない。
じゃあ、経済力がないと中学受験しちゃいけないの?
という声もあると思います(以前の私がそうでした)
もちろん、そんなことはありません。でも、せっかく合格しても、学費が払えない!という事態になっては本末転倒です。
中学から入学すれば、当然、高校も私立の可能性が高いです。学費は・・・いうまでもありません。
思い切り、子供にお金をかける覚悟、ありますか?
通わせられる中学か?
案外忘れがちなのが、家からの距離。
仕事とは違い、交通費はもちろん家計からの支出です。
何よりも、
「自分の子供は、その通学距離が耐えられるか?」
を意識することが大切です。
我が家の場合。。。
もともと遠出が好きじゃない長男。
通学に時間がかかること学校は、初めから受験しないスタンスです。
せっかく受かっても、遠くて嫌気がさすのは親としても悲しい。
電車や遠出が好きなタイプの子は、選びやすいかもしれないですね。
大人にとってはそんなに遠くなくても、子供にはシビアだったりします。
遠ければ遠いほど、自由な時間も削られます。
近いように見えて、電車だと遠回りで時間がかかることもあります。
子供だけでなく、親の自分も、その距離を通わせる覚悟が必要です。
遠くても、見守ることができますか?
心配を募らせてストレスをためるのは賢明ではありませんよ!
学校の名前だけにとらわれず、毎日通うイメージは必須です。
親も一緒に”受験”、できますか?
中学受験は、わずか12歳の子供が行います。
まだ、片付けがうまくできない、見通しを持って動けない・・・
子供ならではの未熟さが当然ある年齢です。
親はお金を払い、子供におまかせ!状態の受験ではありません。
プリントの整理、勉強の進捗、塾の送迎、もちろん衣食住という基盤も大切です。
親の支えがないと、絶対に乗り切れないと言っても過言ではありません。
ラクはできない。そう腹をくくって挑むことができますか?
どんな結果でも受け止める覚悟!
中学受験で、第一希望の学校に行けるのは、わずか3割と言われています。
ものすごくシビアですよね。
少しでもよい学校に行ってほしい気持ちは、親の願いとして当然です。
でも、いざ不合格になってしまったとき・・・
親としては入れたくない、子供が希望していない学校に行くことになったとき・・・
それでも笑顔で「あなたは本当に頑張った!!」と褒める覚悟。
子供がどんな状態になっても受け止める覚悟。
その覚悟があれば、大変な受験生活も乗り越えられるはずです。
最後に1プラス+
中学受験は、親子の受験とも言われます。
親子二人三脚でがんばる、最後のチャンスだとも思います。
高校受験・大学受験は、ある程度子供ががんばってくれちゃいますから!
”親子の絆を深めるチャンス”と捉えて臨むのも、素敵ですね。